紫外線とこどもの肌
2016/05/17
解放的な季節、子供を外でのびのびと遊ばせてあげたいですね。
でも最近は「紫外線に注意」とよく言われますよね。
なぜ子どもは紫外線を浴びてはいけないのでしょう。
- 子どもの肌は未熟
ぷりぷりしてうらやましい子どもの肌ですが、実はとても未熟なのです。
肌は表面を覆う皮脂膜がバリアになり、肌の中に水分を溜めることで、健康を維持しているのですが、子どもの皮脂膜はとても薄いのです。
つまり、ちょっとした刺激ですぐに乾燥してしまうのです。すると皮膚のバリアがなくなりますから、肌トラブルが起きやすくなってしまいます。
紫外線の刺激は、子どもの肌は乾燥させるのです。
また大人のシミの元であるメラニン色素も、肌を守る働きをしますが、子どもにはまだ多く備わっていません。
- 紫外線はガンと免疫低下を招く
子どもの肌は新鮮そのもの、そこに紫外線B波を当て続けると、時間をかけてゆっくりと遺伝子が傷ついていきます。そうして後年皮膚がんなどを招くことが解ってきました。
また長い期間、目に紫外線を浴び続けると、白内障になる確率が高くなります。
紫外線A波は、皮膚の奥深くまで届き、皮膚を老化させ、シミやたるみの元になります。
また紫外線は免疫細胞の活動を弱めるのです。免疫力が低下して感染症になりやすくなってしまうのですね。
こういったことが近年の研究で解ってきたため「子どもに日焼けをさせてはいけない」と言われるようになってきたのです。
さらに子どもは外に出る機会が多いので、紫外線を浴びやすく、先の人生も長いため、紫外線の害が蓄積しやすいのです。
しかし一方で紫外線はビタミンDの生成には欠かせません。
何より子どもの外遊びは、脳の発達や体のバランスを養うのには欠かせない大事なことです。
敏感な子どもの肌のために作られた日焼け止めをしっかり塗り、つばの広い帽子や体をなるべく覆う服装で、思い切り遊んでください。
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