子どものスキンタイプ(肌の色)は遺伝と○○○で決まってくる。
2018/02/19
ママが自分の肌色に合ったファンデーションを選ぶとき、黄色味や赤味のバランスをみて色を選びますよね?
同じように私たちの肌の色を決めているのが「メラニン」という色素なんです。
メラニンには黒(褐色)と黄(赤色)の2種類があり、2種類が混ざるバランスによって肌の色が決まってきます。
メラニンが多いと肌は黒くなります。日本人などのアジア人は黄色人種と呼ばれ、メラニンの量は白色人種と黒色人種の中間ぐらいです。
メラニンは、表皮の奥の基底層という部分にある”色素細胞”でつくっています。
”色素細胞”中の遺伝子には、自分はどれだけメラニンを作ればいいか判断する力があり、その情報は「遺伝」で決まっているので、肌の色は「生まれつき」決まっていると言えます。
しかし、「生まれつき」とは別に、肌の色に影響を与えるのがあります。
それが、「日焼け」です。
太陽の紫外線が肌に当たると、酵素の働きによって”色素細胞”がどんどんメラニンをつくるように指令を出し、肌が黒くなります。
日焼けをすると皮膚は赤くなり、時間をおいてだんだん褐色に変化していきますよね。これは”色素細胞”が新しく「メラニン」を作ったしるしです。
肌の色は「生まれつき」によるものと、その後の生活習慣で積み重なっていく「日焼け」による影響によって決まってくるのです。
「生まれつき」白い肌の人も、子供のころからの日焼けを繰り返すうちに、褐色を帯びた肌になり、その遺伝を引き継いだ子供はまた日焼けをしてさらに黒い肌に…。
世代を超えて白い肌を保つためには、子供のころからの紫外線対策が必要になんですね。